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■がん治療の現場で使用
AHCC(Active Hexose Correlated Compound=活性化糖類関連化合物)とは、東京大学薬学部・岡本敏彦教授および株式会社アミノアップ化学らの共同研究によって、期待を込めて開発されたキノコ類健康食品(機能性食品)です。
実際に数多くの薬学的研究や医学的研究が重ねられ、臨床医の利用やがん患者さんが自ら用いることにより臨床医的研究も深められ、専門家からもがん治療の補助として利用し得る健康食品として大変に高い信頼が寄せれるようになりました。
また、AHCCはがん患者さんへの共同モニター試験は1990年頃を境として大変盛んになり、以後、現在に至る10年余の間に、海外を含む累計約600の医療機関で使用されてきました。
■がんに対する健康食品として注目
AHCCが発揮する作用は、一言で言えば正常細胞を元気にする働きです。中でもがん細胞を排除する免疫細胞である白血球やリンパ球を活性化し、私たちの体に本来備わっている免疫力を高める点に注目が集まっています。
AHCCは、身体を根源のところから元気にしながら、がん細胞を排除する免疫力を高めることで抗がん作用をあらわすのです。したがって、AHCCには副作用はありません。
■AHCCは数種類の担子菌を液体培養し、独自の方法で抽出生成したもの
私たちがキノコとして食用にしている部分は、キノコの一部で子実体と呼ばれます。これに対しキノコには栄養吸収器官である菌糸体(根)が存在していて、これは土中や木質の中などの培地(菌類が増殖する環境)に広がっていて、普段私たちが食用にすることはありません。
病気に良いとされるキノコ系製品の中には、食用の部分、すなわち子実体を加工したものや子実体そのものを煎じるなどするものがほとんどでした。
もちろんそれでも、古来からいわれているように一定の効果は期待できますが、キノコ中の有効成分を効率よく摂取するという意味で菌糸体培養に着目したのは近代の発送です。
この菌糸体の大量培養を可能にしたのは近年になって実用化されたAHCCの生産工場です。
なお、AHCCの原料はアガリクス、マイタケなどを除く数種類の担子菌類が使用されており、その菌糸体を培養した後に酵素反応を利用して得られる多糖類(※)の総称です。
キノコは大型菌類の俗称。一般にキノコといわれるのは子嚢菌類及び担子菌類です。私たちが食用にするシイタケ、マツタケ、マイタケ、アガリクス、シメジ、ナメコなどは担子菌の代表的なところであると同時に、これらの中には古来より食用としてある疾患に一定の効果があるとされてきたものが少なくありません。
ちなみに漢方でがんに効くとされて有名な霊芝は、担子菌類サルノコシカケ科に属します。
※多糖類とは一言で言えば「多くの糖が結合したもの」です。一般に糖といえばブドウ糖を思い浮かべますが、これは単糖です。多糖とは、この単糖が数個以上、鎖のようにつながった状態のものです。
単糖は、効率の良いエネルギー源。そこで「多糖類も糖の仲間である以上、多く摂取すればエネルギー過剰となり、特に糖尿病などには悪影響を及ぼすのではないか」と心配する方もありますが、多糖というのはいわゆる糖とは本来の性質が異なっているのです。ですから多糖類を摂取すること自体に、糖尿病などへの悪影響の心配する必要はないのです。
これまで人が口にした時に、重篤な副作用を引き起こしたとの報告はありません。
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